不定期日記
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http://blog.livedoor.jp/jyoushiki43/archives/51614536.html
>1937年の日中戦争で旧日本軍が関わった「南京事件」で、熊本近代史研究会 (会長=小松裕・熊本大教授)は7日「中国人捕虜300人、全員を殺した」と 解釈できる書き付けがある熊本県出身兵の従軍手帳を入手した、と発表した。 これが真実かどうかはおいておく。 仮に日記が本人の物で真実だとすると、南京虐殺に関する重要な情報となりうる。第六連隊が300人の捕虜を受け取り全て殺害したという記述は、一連隊辺りの平均殺害数を類推する手がかりになる。どれだけの部隊が南京に入城したかがわかれば概算の犠牲者数がはじきだせる。 wikipediaによると、攻略に参加したのは上海派遣軍と第10軍から6個師団と2連隊。輜重兵や工兵含めて各師団に8連隊。だから50連隊。この部隊が全て事件に関与したものとして、300人をかけると15000人。 ここまで計算したけど、これはあくまで全ての部隊に捕虜が同数いたら一日でこれだけだろうという概数。一般市民は計算に入れてないし、二ヶ月弱続いたらしいのでなんともいえない。他の部隊から捕虜を受領したということは他所の部隊には捕虜がいなかったという可能性もある。わざわざこの部隊に引き渡されたということは捕虜の扱いを任されてる部隊だろうと考えられる。とすると、一個師団に一つずつそういう任務を任される連隊がいたとすれば捕虜の犠牲者数は1800人。かなり乱暴な推測だけどね。 どうも国民党軍は総崩れで部隊がどれだけいたかわからない。戦闘の状況や今回の日記みたいに陥落後の実態がわかれば国民党軍の当時の状況もわかるかも。とはいえ、正確な状況がわかったところでそれほど意味はないんだけどね。あくまで歴史学的な意義があるだけ。虐殺自体は事実ってのはほぼ確定してるし、南京事件を以って日中戦争を語るのは間違いだからね。期間的にも規模的にも、南京陥落後のほうが日中戦争の本質的な部分。 PR ![]() ![]() |
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