追い風向かい風

　バイト中、座る位置とかを楽なように考えて座る。例えば、太陽に向かうとまぶしいので太陽に背を向けるように座る。ほかだとより平らなところを選ぶ、とか風下側に座る、などがある。風下側というのは、看板が風で倒れた時の為だ。そちらのほうが自分の体で抑えられる分やりやすい。もちろん立地的にできない場合もある。今回がそうで、どうしても風上側に座らなければならなかった。つまり、向かい風で座りたいのに、追い風を背負って座らなければならなかったというわけだ。大体追い風は自分にとって都合がよく、向かい風は逆境と捉えられがちだが、このバイトに関して言えばそれは当てはまらない。向かい風こそが求めるものであるのだ。追い風も向かい風も時によっては有用になり、時には障害にもなりうるということだろう。
　立地的に、どうしてもよく霊柩車が通る。いつもは別に手袋をしているから問題はなかったのだけれど、最近暖かいので手袋をしていない。だから霊柩車を見るたびにわざわざ親指を隠さなければいけないのだ。一日に何台か通るので、結構頻繁に親指を隠してたなぁ。
　アニキはホントに妖精三信を貫いたお方らしい。日本男児にだらしねえと活をいれ、しんし（的）にインタビューに答える様はまことにゆがみねえと感じた。生放送は見れなかったけど、どっかのサイトに載ってたインタビューを読んだ。あの体を持ちながら情報工学、建築など幅広い知識を持っているという高いレベルでのバランス。ゆがみねえの一言に尽きる。