不定期日記
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元幕僚長が国会に呼ばれて色々話したらしい。今回の問題について大体みんな言ってることの論点がずれてるような気がしてならない。
彼の侵略戦争ではないという意見がおかしいとかそういう部分を批判したりってのがまずおかしい。今回の場合、自衛官が政府見解に反する意見を発表したことが問題にされるべきで、彼の言うことが正しいかどうかは問題ではないはず。正しい見解なら政府見解と相違してもいいというわけではないだろうし、それだと何が正しいのかという問題になってしまう。 それに、彼の言うことが間違っているというのなら彼と同じ土俵で論じなければダメだろう。要は歴史学的な見地から侵略戦争であったと論じなければいけない。彼の意見をただ間違いだと言っているだけでは話にならない。 仮に政府見解と反する意見を述べることがいけないとした場合、航空幕僚長が一体どれくらい重い立場になるのだろう。個人の意見を表明することを禁じられる程度の身分ならそれほど重い地位であるとはいえないんじゃないか。政府の考えにたてつくのがダメだという意見は航空幕僚長がすごく重大な地位であるという意見と矛盾している。 文民統制を揺らがせるという意見もあったが、今回は所詮意見の発表にすぎず、この程度で文民統制云々というのは針小棒大に言ってるに過ぎない。文民統制とは軍事力の行使を文民である国民の負託を受けた総理大臣の責任で行うということであって、自衛官の言論弾圧のためにあるわけではないと思う。 そもそも文民統制という言葉自体がおかしい。戦力を持たない、国権の発動たる軍事力の行使を認めないという国に軍人がいるはずがない。憲法のとおりに考えれば自衛隊員たちは軍人ではなく単なる国家公務員にすぎないはずだ。であれば文民だろう。すなわち、日本には軍人などいない。勿論これは建前の話に過ぎないけれど。 PR ![]() ![]() |
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