平時に天才なし

　今日はたいした事件はなかった。ただ大学内の読書感想大会みたいなのの結果発表が掲示されてた。賞の名前は忘れたけれど、一番いい賞がまみ姉のエッセイだった。それがしは読んだことないけど、感想はまあ普通によさそうな感じだった。他に入賞した感想文は「しにがみのバラッド。」のがあったな。それ以外は覚えてない。応募された（落選した）のでは水柿助教授とクビキリサイクルがあったけど、よう感想書く気になったものだと思うよ。
　重大事件は家に帰ってから知った。ウィニー開発者有罪判決。まだ地裁だからよいが、なんで罪になるんだろうね。なにやら著作権侵害を助ける行為だからとか書いてあったけど、じゃあ包丁発明した人は殺人ほう助じゃないか。ウィニー自体には違法性がないと思うんだけどねえ。ホリエモンのときと同じく「出る杭は打たれる」って感じがする。結局彼も捜査されたきっかけと今問われてる罪が違うし、法廷でも裁判官とかとんちんかんな質問しているみたいだし。今の時代は時代を変えられる天才はいるだけで罪なのか？
　夜のニュースも司会者などの質が悪いな。三菱の欠陥隠しの問題で無罪判決が出たことにたいしてある番組の司会者がこんなことを言った。
　「法はなんのためにあるんでしょうね」
　・・・・・・・・・・・・公正で国民が遵守可能な規準がないと国内が荒れて国民の権利が守られないからじゃないのか？公正な判断で責任がないと判断したのを感情論で文句をいうのはどうかと思うのだが……。しかし、なぜだ？やつの発言はまるで素人だ。最近のテレビ番組は質が悪い気がする。民放で放送するのは深夜アニメといいともと笑点だけでいいくらいだな。

　なんか今日は愚痴が多いな。結構本気で思ってることでもあるけど。
　でもね、どこにいてなにをするかなんて選べるんだよ。なにをして、なにを理由に生きるのか。遠まわしに言ったところでかっこいいセリフに聞こえないな。それがしが言ってるってことを考えなきゃいい言葉なんだが……。
　なにものも拒まない理想郷だから、それがしすら受け入れてもらえるはずだ。